イーピーエス 海外事業を分社化、社長に一木龍彦氏
公開日時 2007/03/25 23:00
イーピーエスは3月23日、海外事業を分社化し、100%子会社のEPSインターナ
ショナルを4月2日付で設立すると発表した。新会社は海外拠点の「EPSチャ
イナ」「EPSシンガポール」「ADMコリア」を統括する。同事業の06年9月期売
上は5億2900万円だったが、新会社は08年9月期に10億円への倍増を目指す。
イーピーエスを分割会社とし、新設会社を承継会社とする分社型の簡易分割方
式をとる。社長に就任する一木龍彦氏(イーピーエス常務)は「日本の製薬企
業にとって中国などアジア地域は、成長市場として魅力があるとともに、日本
での申請データのサポートが期待されており、両方のニーズに応えていく」と
述べた。また、新拠点設置候補地として台湾をあげた。取締役には製薬協医薬
品評価委員会の委員長だった魚井徹氏も名を連ねている。