第一三共 抗インフルエンザ薬CS-8958の国内フェーズ1終了
公開日時 2007/04/18 23:00
第一三共は4月18日、自社創製した抗インフルエンザウイルス薬CS-8958の国
内フェーズ1の投与が終了し、今秋からフェーズ2を開始する見込みだと発表
した。前臨床でH5N1鳥インフルエンザウイルスに対する効果も確認していると
いう。09年末の申請を目指す。
長時間作用型のノイラミニダーゼ阻害薬。1回投与のみでの治療効果、週1回
投与での予防効果を期待。吸入剤として開発中。欧米では共同開発会社である
オーストラリアのBiotaがフェーズ1実施中。