三菱ケミカルHD ヘルスケア部門の利益貢献度が上昇へ
公開日時 2007/05/31 23:00
三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長は5月31日の事業説明会で石化、
機能商品、ヘルスケアの3本柱を維持していく考えを強調した。その上で、営
業利益全体に占めるヘルスケアの割合が上昇していく見通しを示した。
ヘルスケア部門では、田辺三菱製薬の合併効果の早期実現、海外展開の加速化、
個別化医療実現のための次世代技術の準備、ジェネリック医薬品の使用促進策
への対応に重点的に取り組む。またM&Aに関して「田辺三菱の合併シナジー
を出しながら、次の新しい展開も考える」と述べた。
現在策定中の08~10年度の新中期経営計画は08年初旬に発表する予定。