日本新薬 研開費減で営業利益28.9%増、ハイペンが拡大
公開日時 2007/08/06 23:00
日本新薬は8月6日、07年4―6月期決算を発表した。競合品発売などで前立
腺肥大症治療剤エビプロスタット、頻尿治療剤ブラダロンが減少する一方、非
ステロイド性鎮痛・抗炎症剤ハイペンは前年同期比28%増加した。研究開発費
が18.5%減少したため営業利益は28.9%増となった。中間、通期業績予想は変
更していない。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 142億5400万円(2.7%増)
営業利益 15億1500万円(28.9%増)
経常利益 18億6400万円(43.7%増)
純利益 10億2400万円(50.7%増)
〔4―6月、億円(前年同期比%)〕
エビプロスタット 14.46(-8.8)
ハイペン 17.02(28.3)
ガスロンN類 9.63(0.3)
セレクトール 9.80(-5.8)
ブラダロン類 9.57(-12.1)
セファドール類 7.65(-2.2)
エストラサイト 7.72(-1.7)
キロサイド類 6.96(-0.6)
バイナス 4.17(―)
レフトーゼ類 5.23(-11.4)
アズノールうがい液4.16(6.4)
グリコラン 2.35(8.3)
オークル 2.07(-21.0)
オドリック 1.91(-10.3)
リボスチン点眼液 0.72(-47.4)
同点鼻液 0.49(-24.6)
工業所有権等収入 0.18(-68.4)