メルクセローノ日本法人発足 大腸がん治療薬アービタックス08年上市へ
公開日時 2007/10/01 23:00
メルク日本法人の医薬品事業とセローノ・ジャパンが組織統合しメルクセロー
ノ日本法人が10月1日正式発足した。今年1月のドイツとスイスの両本社統合
を受けたもの。社長には前メルクアジア太平洋オンコロジー製品部門地域代表
のウェイン・パタソン氏が就任。中国、韓国、インド、オーストラリア、台湾
で大腸がん治療薬アービタックスを上市させた経験を持つ。従業員数は200人
(MR80人以上)、売上規模は3000万ユーロ。
大腸がん治療薬アービタックスを国内申請中(07年1月)で、08年上期に上市
予定。単独あるいは提携など販売形態は未定。同社長は会見で「ポートフォリ
オの拡大に応じてMR数の増員を図る」と語った。