中医協・小委 産科・がん対策を厚く評価で見解一致
公開日時 2007/10/08 23:00
中医協・診療報酬基本問題小委員会は10月5日、産科医療とがん対策について
議論し、ともに厚く評価していく方向で見解が一致した。産科医療では、母胎
の緊急搬送が円滑に行われるような診療報酬上の評価を行うほか、リスクの高
い出産に関しての加算の対象を拡大する方針。
がん対策では、外来で行える化学療法や放射線療法の体制を厚く評価するほか、
緩和ケアを在宅で行えるようにチームの充実や地域の担当医、薬剤師の麻薬管
理などを支援する。全国286ヵ所に設置するがん診療拠点病院の機能も適切に
評価するとした。