社保審・医療保険部会 08年度診療報酬改定の基本方針案を了承
公開日時 2007/11/26 23:00
厚生労働省の社保審・医療保険部会は11月26日、厚生労働省が提示した「08年
度診療報酬改定の基本方針(案)」を了承した。患者にわかりやすい医療、医
療機能の分化・連携の推進といった前回06年度改定の基本方針の姿勢を踏襲。
「緊急課題」としては、産科や小児科をはじめとする病院勤務医の負担の軽減
(産科・小児科への重点評価、診療所・病院の役割分担、病院勤務医の事務負
担の軽減)などを盛り込んだ。
医薬品分野では革新的な新薬の適切な評価と、後発品の使用促進を記載した。
同案は、社保審・医療部会でも医療提供体制の視点から議論が進められており、
中医協に両部会の意見を踏まえた連名で報告する。