厚労省 合成抗菌剤ジェニナックの添付文書改訂を指示
公開日時 2007/12/02 23:00
厚生労働省は11月30日、合成抗菌剤ガレノキサシン(ジェニナック)、解熱鎮
痛消炎剤フルルビプロフェン(アドフィードなど)、骨格筋弛緩剤のA型ボツ
リヌス毒素製剤(ボトックス)など添付文書の改訂を指示した。
ガレノキサシンは「重大な副作用」の項にショック、アナフィラキシー様症状
(呼吸困難、浮腫、発赤等)を追記。フルルビプロフェンは「重大な副作用」
の項の再生不良性貧血、中毒性表皮壊死症、剥奪性皮膚炎に関する記載を改め
る。
A型ボツリヌス毒素製剤は「重要な基本的注意」の項に「投与筋以外の遠隔筋
に対する影響と考えられる副作用があらわれることがあり、嚥下障害、肺炎、
重度の衰弱等に伴う死亡例も報告されている」などと記載し注意喚起する。