塩野義製薬 新研究棟を建設、研究機能を集約へ
公開日時 2008/01/28 23:00
塩野義製薬は1月28日、研究の中核施設となる研究所新棟を同社の研究施設の
ある大阪府豊中市の敷地内に建設すると発表した。建設費用として約140億円
を投じる計画で、10年の夏に運用を開始する予定。最大で700人が収容できる
規模という。
現在、同社の研究所は大阪府豊中市、大阪市、摂津市、滋賀県甲賀市の4カ所
に分散しているが、これらの研究機能を新研究所に集約するのが狙い。新研究
所稼働後は既存の研究所の廃止も視野に入れて検討するという。