ロシュ アバスチン、乳がん適応で主要評価項目達成
公開日時 2008/02/18 23:00
スイス・ロシュは2月13日、転移性乳がんを対象としたベバシズマブ(販売名
アバスチン)とドセタキセルの併用と、ドセタキセル単独を比較したフェーズ
3試験(AVADO、BO17708試験)で、ベバシズマブ投与群が無増悪生存期間を延
長させるという主要評価項目を達成したと発表した。
昨年12月にFDAの諮問委員会はアバスチンの乳がんへの適応拡大を承認しない
よう勧告しており、今回の試験結果を受けたFDAの最終判断が注目される。