厚生労働省が３月５日に告示した08年度薬価改定によると、薬効群別の改定率
は、市場拡大再算定の対象となったARBを含む血圧降下剤の改定率が-8.7％、S
SRIを含む精神神経用剤が-6.9％だった。

主な薬効群の改定率は次のとおり。

内用薬＝催眠鎮静剤、抗不安剤-4.1％、解熱鎮痛消炎剤-4.3％、精神神経用剤
-6.9％、その他の中枢神経系用薬-3.9％、血圧降下剤-8.7％、血管拡張剤-5.9％
、高脂血症用剤-5.8％、消化性潰瘍用剤-5.6％、その他の泌尿生殖器官及び肛
門用薬-5.4％、その他の血液・体液用薬-4.8％、糖尿病用剤-5.0％、その他に
分類されない代謝性医薬品-4.9％、その他の腫瘍用薬-3.8％、その他のアレル
ギー用薬-6.9％

注射薬＝その他のホルモン剤（抗ホルモン剤を含む）-3.9％、他に分類されな
い代謝性医薬品-8.9％、その他の抗腫瘍用薬-4.0％、主としてグラム陽性・陰
性菌に作用するもの-5.5％、血液製剤類-1.8％、X線造影剤-6.5％

外用薬＝眼科用剤-3.8％、気管支拡張剤-5.9％、鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤-3.
9％