厚労省 塩酸イリノテカン、使用上の注意の改訂を指示
公開日時 2008/06/16 23:00
厚生労働省は6月16日、ヤクルト本社/第一三共の抗がん剤塩酸イリノテカン
(製品名:カンプト/トポテシン)について使用上の注意の改訂を指示した。
同剤の活性代謝物(SN-38)の主な活性代謝酵素における2つの遺伝多型につ
いて、いずれかをホモ接合体、またはいずれもヘテロ接合体として持つ患者の
場合、SN-38の代謝が遅くなり、好中球減少などの重篤な副作用を発現する可
能性が高くなると注意喚起。重要な基本的注意に追記することとした。