万有製薬 領域別MR制導入へ、メタボ担当も
公開日時 2008/09/17 23:00
万有製薬は9月17日、MRを疾患領域ごとの担当にする新しい営業体制を発表し
た。10月1日から実施する。地域別に1人のMRが広範囲の製品を担当する現行
のエリア制から疾患領域別の担当に改めることで、MRの専門性を高め、疾患治
療の観点から質の高い情報提供と生産性の向上を目指す。
疾患領域は、糖尿病・代謝性疾患、循環器疾患、メタボリック症候群、筋骨格
系・呼吸器疾患、AGA(男性型脱毛症)・眼疾患、感染症、HIV、ワクチンの8
つに分け、MRはいずれかの領域に所属して活動する。今回の体制見直しに伴う
MR増員はなく1700名体制を維持。各領域別の配置数は検討中。
併せて、支店・営業所を廃止する。顧客を中心に活動を展開することが狙いで、
同社は「事務所を使用しない活動の形に切り替えていく」としている。