ワイス日本法人 社長交代、「日本ビジネスの強化」のため
公開日時 2008/09/23 23:00
ワイス日本法人は9月22日、米ワイスのバイスプレジデントのマイケル・ゲド
ラー氏が社長に就任したと発表した。07年2月から社長を務めていた倉田進氏
の後任。41歳。
ゲドラー氏は、以前は現在の仏サノフィ・アベンティスに勤務し、日本にも赴
任したことがある。07年に米ワイスに入社し、バイオファーマのニュービジネ
ス担当のバイスプレジデントなどを務めてきた。67年ドイツ生まれ、ドイツの
コブレンツ経営大学を卒業し、米国のテキサス大学オースティン校でMBAを取
得している。
交代理由についてワイスは、「倉田前社長が作った日本法人改革の基礎を、よ
り発展させ、エンブレル(関節リウマチ治療薬)のこれからの成長、新製品の
承認の取得に向け、日本ビジネスの強化に取り組むため」と説明している。社
長就任は17日の取締役会で決めたもの。