第一三共は10月17日、次期国際戦略品で米国FDAが承認審査中の抗血小板剤プ
ラスグレルについて、米国の医薬専門紙ピンクシートが２月の諮問委員会で審
議される方向にあると報道したことに対し「これまで審査結果に関するいかな
る通知も受け取っておらず、諮問委員会の開催の連絡も受けていない」とのコ
メントを発表した。

第一三共のグローバル研究開発責任者のジョン・アレキサンダー博士は「仮に
開催されることになったとしても、我々はいつでも参加する心づもりが出来て
いる」と述べている。プラスグレルは審査期限の９月26日になっても審査が継
続されており、動向が注目されていた。第一三共は、「申請内容には自信を持
っている」としている。