大正製薬・4―9月期 買収したビオフェルミン製薬の減損処理で純損失
公開日時 2008/10/29 23:00
大正製薬が10月29日に発表した09年3月期第2四半期決算(4―9月)による
と、医療用薬を含む医薬事業は薬価改定5.8%の影響などを受けて3.5%減の43
8億円だったものの、OTC薬が好調でセルフメディケーション事業が9.5%増の8
25億円となったことから増収を確保。一方、買収したビオフェルミン製薬のの
れん一時償却として128億円を計上するなど特別損失に134億円を計上したこと
で純損失となった。
〔連結業績(前年同期比)〕
売上高 1263億1400万円(4.6%増)
営業利益 194億8500万円(1.9%増)
経常利益 207億5700万円(7.5%増)
純利益 △10億5300万円(―)
〔4-9月売上(前年同期比%)通期予想(前回予想)、億円〕
クラリス 98(-11.2)235(235)
パルクス 56(-3.7)112(108)
ペントシリン 29(-8.3)58(59)
ロルカム 21(-10.8)39(41)
トミロン 13(-5.2)29(30)
オゼックス 13(-18.0)28(30)
メトリジン 10(-5.0)18(19)
ジェニナック 10(-42.5)35(35)
ルプラック 11(0.6)21(20)