バイタルとケーエスケー統合で12年度売上6000億円、経常120億円に
公開日時 2008/11/24 23:00
バイタルネットの鈴木賢社長とケーエスケーの深田一夫社長は11月21日、前日
に発表した経営統合について記者会見し、12年度に売上高6000億円、経常利益
120億円という経営目標を明らかにした。両社統合で事業エリアが東北、北陸、
近畿に広がるのに加え、関東や首都圏にも経営資源を投入し、市場を開拓。同
時に両社の情報・物流システムの共有による投資コストなど費用削減を進める
ことで実現を図る考えだ。
鈴木社長は「エリアの重複がなく、速やかに攻めの姿勢で事業を進められる関
係にある」と説明、「単純合算で売上高5000億円を超え、業界再編が進む中で
影響力を持つ存在になりうると確信している」と強調した。次なるアライアン
スも「頭に描いている」と述べた。