沢井製薬調査 ジェネリックの処方・調剤を依頼する患者が増加
公開日時 2008/12/11 23:00
沢井製薬は12月11日に発表した08年4月のジェネリック薬(GE)使用促進ため
の制度改正後の状況を調査によると、ジェネリックの処方・調剤を依頼する患
者の割合が前回(5月)調査に比べ7.3ポイント増の20.5%だった。依頼して
実際に処方・調剤された患者は倍増の14.0%だった。
約8割が依頼ことがないことになるが、その理由は「頼むタイミングが分から
ない」41.5%、「頼み方が分からない」38.1%。「医師や薬剤師に意見をする
のは気が引ける」も31.1%おり、これは男性の60代と女性の40代で4割を超え
ていた。一方、薬剤師からGEに関する説明を受けたとする患者は14.8%で、前
回調査の11.1%に比べ微増にとどまった。
この調査は10月16と17の両日、過去3ヵ月以内に処方を受けた400人の患者を
対象に行ったもの。