厚労省 ネクサバール、副作用に急性肺障害などの追記を指示
公開日時 2008/12/23 23:00
厚生労働省は12月19日、バイエル薬品の抗がん剤ネクサバール(一般名:ソラ
フェニブトシル酸塩)について使用上の注意の改訂を指示した。重大な副作用
に急性肺障害と間質性肺炎を追記。呼吸困難や発熱などの臨床症状を十分に観
察し、異常が認められた場合は胸部X線検査などを実施、症状が疑われる場合
には副腎皮質ホルモンの投与など適切な処置をすることとした。ネクサバール
は08年4月に上市。根治切除不能又は転移性の腎細胞がんを適応にしている。