厚生労働省医政局の木下賢志経済課長は１月13日、９日に発表されたメディセ
オ・パルタックホールディングスとアルフレッサホールディングスとの合併撤
回について本紙に「合併に動いたことは１つの選択肢として評価していたけれ
ども、今回の両社の判断に対し、特にコメントはない」と話した。

流通改善、経営効率化など卸業界には課題も少なくないことから「（課題の改
善に資する）これからのいろんな動きは歓迎する」とし、さらに「対メーカー、
対ユーザーとの関係の中で（事業のあり方を）常に考えなければならない状況
にあることは事実だ」と述べた。

なお、木下課長によると13日午前、メディ・パルの熊倉貞武社長とアルフレッ
サの渡邉新社長から報告を受けた。同課長は「プレスリリースと同じ報告を受
けた。私は了解しましたと答えた」と説明している。