厚労省 18新薬を承認 ARBと利尿剤の配合剤も
公開日時 2009/01/21 23:00
厚生労働省は1月21日、新薬18品目を承認した。その中では、ARBと利尿剤の
配合した降圧薬も登場した。今後、薬価基準収載の手続きが進められ、順調に
いけば4月前後には発売となる運び。
ARBと利尿剤の配合剤は、1つはノバルティスのARBディオバンと利尿剤ヒドロ
クロロチアジド(HCTZ)を配合したコディオ配合錠、武田薬品のARBブロプレ
スとHCTZを配合したエカード配合錠で、それぞれ2規格。降圧効果の高さをう
たう。
また、慢性骨髄性白血病(CML)治療薬のイマチニブ抵抗性のCMLの治療薬とし
てブリストル・マイヤーズのスプリセル錠、ノバルティスのタシグナカプセル
が承認された。そのほか、てんかん治療薬として知られる大日本製薬のゾニザ
ミドをパーキンソン病治療薬にしたトレリーフ錠、血液透析患者に発生する原
因不明の全身の強いかゆみを抑える東レのレミッチカプセルなど。