第一三共 アンジェスの遺伝子治療薬の欧米販売契約を終了
公開日時 2009/02/09 23:00
第一三共は、日米欧での独占的販売契約をしていたアンジェスMGが開発中のHG
F(肝細胞増殖因子)遺伝子治療薬の欧米での販売契約を終了させた。資源配
分の優先順位が下がったため。日本では現在承認申請中(予定性品名:コラテ
ジェン)で、承認取得後は第一三共が販売する予定。
契約終了についてはアンジェスMGが2月6日に明らかにした。HGF(肝細胞増殖
因子)遺伝子治療薬は、HGFにより血管の新生を促し末梢性血管疾患を治療する
もので、アンジェスの米国子会社がフェーズ3の準備を進めており、「新たな
パートナーを決定次第、本年中には試験を開始したいと考えている」としてい
る。