GSK リレンザ、200万人分を追加輸入へ
公開日時 2009/02/11 23:00
グラクソ・スミスクラインは2月10日、抗インフルエンザウイルス薬リレンザ
について、季節性インフルエンザの流行状況を鑑みた結果、追加輸入を決定し
たと発表した。計200万人分で、それぞれ2月に40万人、3月に60万人、4月
に100万人を市場に供給する方針。現時点では偏在を防ぐ出荷調整を行ってい
るが、リレンザは十分な量が流通しているとの見解を示している。
GSKは当初、平均的なシーズンの処方量の約半数となる300万人分を準備。しか
し現在の流行に主流になっているH1N1型(Aソ連型)がタミフルの耐性を持つ
ことがわかり、リレンザへの注目が高まっている。