第一三共・アレキサンダー博士 プラスグレル米国承認「4月末」
公開日時 2009/03/31 23:00
第一三共のグローバル研究開発の責任者であるジョン・アレキサンダー博士は
3月31日、同社のR&D説明会で、次期戦略品で米国で承認審査中の抗血小板剤
プラスグレルの承認見通しについて、「予測は難しい」としながらも「4月末
くらいまでには下りるのではないか」と述べた。
同剤は、経皮的冠動脈形成術(PCI)を受けている急性冠症候群(ACS)患者の
治療薬としてFDAの諮問委員会が2月3日に満場一致で承認を勧告している。
2月25日にはEUが承認をしている。
第一三共は、もう1つ次期戦略品として、静脈血栓塞栓症治療薬を狙い日米欧
亜でフェーズ3段階にあるDU-176bを持っている。廣川和憲研究開発本部長は、
両剤が承認されれば、動脈系、静脈系双方の血栓症をカバーできることから
「抗血栓薬のグローバル企業になれる」と強調した。
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