睡眠障害 今後は増加 HS財団の専門医アンケで
公開日時 2009/04/05 23:00
ヒューマンサイエンス振興財団(HS財団)が睡眠障害の専門医に対して行った
アンケート調査によると、9割が睡眠障害は「今後さらに増加する」との見方
を示した。特に不眠症、睡眠時無呼吸症候群、概日リズム睡眠障害、むずむず
脚症候群の4疾患で増加するとされていた。
増加するとされる疾患のうち、一般的な社会生活を営むことが困難になる昼夜
逆転などが治りにくくなる概日リズム睡眠障害は治療満足度、薬剤貢献度とも
に他の障害に比べ低かった。新薬開発への期待も大きく、概日リズム睡眠障害
に対してはメラトニン受容体アゴニストの開発の期待が寄せられた。