FDA 季節性インフルエンザワクチンを承認
公開日時 2009/07/24 04:00
米FDAは7月20日、09-10年の季節性インフルエンザワクチン6品目を承認したと発表した。09~10年の季節性インフルエンザワクチンの対象となるのは、▽A/Brisbane/59/2007(H1N1)様ウイルス株▽A/Brisbane/10/2007(H3N2) 様ウイルス株▽ B/Brisbane/60/2008様ウイルス株――の3種。
承認品目は、CSLのAfluria、グラクソ・スミスクライン・バイオロジカルズのFluarix、IDバイオメディカル・コーポレーションのFluLaval、ノバルティス・ワクチン・アンド・ダイアグノスティクスのFluvirin、サノフィ・パスツールのFluzone、メドイミューン・ワクチンズのFluMistの6製品。
FDAのMargaret A. Hamburg長官は、この承認により「FDAは、米国人がタイムリーにワクチンを入手できることを保証している」と述べた上で、「そのような保証は、公衆衛生を守るというFDAの責任の一環」とコメントした。
米国疾病管理センター(CDC)によると、米国では毎年、全人口の5~20%がインフルエンザに罹患、合併症などで20万人以上が入院、約3万6000人が死亡している。