久光製薬 貼付剤の爪白癬治療薬がフェーズ3へ
公開日時 2009/08/26 04:00
久光製薬は8月25日、爪白癬治療薬として開発している貼付剤HTU-520(一般名:テルビナフィン塩酸塩)のフェーズ2結果を発表した。同剤は爪に貼り薬剤で、爪の中へ薬物を高濃度に移行させることができると期待しているという。発表によると、フェーズ2では、24週間反復投与した結果でプラセボと比べ、症状の改善(主要評価項目)傾向を認めることができた。試験結果の詳細は明かしていないが、フェーズ2結果を踏まえ10年中にフェーズ3を開始する方針で、13年には同試験を終える予定という。