東邦HDと東大 薬局内のニーズ収集システム開発で共同研究
公開日時 2009/09/16 04:00
東邦ホールディングスは9月15日、薬局内ニーズの収集・評価・解析を行うシステムなどの開発について東京大学と10月1日から共同研究を始めると発表した。製品に起因したヒヤリハットなどのトラブルや、製品ニーズを吸い上げ、提供することで、医療現場のミス防止などに生かしたり、メーカー側に製品の改善をしてもらったりする仕組みを構築したい考え。医療従事者との接点をもつ東邦薬品のMSの活用も検討する。
研究には東邦グループで調剤薬局を展開するエトスの120薬局からの情報を生かす。研究は10年3月末までの予定。研究成果をどう事業に結び付けていくのかは未定。