米国 違法医薬品販売がウェブサイトで横行?
公開日時 2009/11/30 04:00
米・FDAは、未承認や偽造、不正表示などがある医薬品・医療機器を違法に販売したとして、22のウエブサイトに警告書を発行したことが分かった。FDAの関連部署、移民税関局(ICE)、税関国境保護局(CBP)、麻薬取締局(DEA)、郵便検査サービス局(USPIS)が共同で、未承認、虚偽、不正表示がある医薬品・医療機器などの違法販売についての容疑で、136のウエブサイトを調査した結果によるもの。FDAが11月19日に発表した。
FDAのMargaret A Hamburg長官は、「消費者が節約のため医療用医薬品をインターネットで購入しようとするのは理解できる」としながらも、「ウェブでは、未承認医薬品や偽造医薬品、汚染医薬品を掴まされることが多い」と注意を喚起している。