自分は糖尿病にならない、太っていない人の3分の1が楽観 ノボ調査
公開日時 2010/01/25 04:00
自分は太っていないので糖尿病にはならない―― ノボ ノルディスクファーマが実施したアンケート調査で、太っていない人の3人に1人にあたる36.3%が糖尿病罹患の可能性を楽観視している実態が明らかになった。「日本人は欧米人と比べて太っていなくても糖尿病になりやすい」ということを知らない人も61.3%と6割以上だった。
調査は09年12月3~4日にインターネット上で実施。糖尿病とは診断されておらず、太っている人(BMI25以上)と太っていない人(BMI25以下)、40~60代の各年代の男女をそれぞれ100人ずつ(計1200人)を対象とした。
どのような体型の人が糖尿病になりやすいかという質問について49.7%とほぼ半数が「太っている人」と回答。「体型は関係ない」は43.8%だった。また、将来糖尿病にかかる可能性については72.2%と7割以上が「可能性はある」。そのうち、太っている人では80.6%だったのに対し、太っていない人は63.7%と差が開いた。
糖尿病になりやすい生活習慣のなかであてはまるものとして、全体の68.1%が「運動量が少ない」ことを挙げている。次いで「甘いものをよく食べる」(40.1%)、「ストレスを感じることが多い」(37.6%)となった。