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資料・改定のポイント2 がん・肝炎関係抜粋

公開日時 2010/02/15 04:00
【がん治療及び丁寧な説明に対する評価の充実】
 
1.外来化学療法加算の評価の充実
(1) 複雑化、高度化した外来化学療法に対応するため、外来化学療法加算の評価を引き上げる。
イ 外来化学療法加算1 550点点数改変
15歳未満の患者     750点点数改変
ロ 外来化学療法加算2 420点点数改変
15歳未満の患者   700点
 
(2) 介護老人保健施設入所者に対する抗悪性腫瘍剤注射薬の算定
外来化学療法加算1又は2の届出を行っている医療機関において、老健施設入所者に対して外来化学療法が行われた場合の抗悪性腫瘍剤と注射(手技料)の算定を可能とする。
 
2.放射線治療病室管理加算の引き上げ
放射線治療病室を用いた治療に対する評価を拡充する。
【放射線治療病室管理加算】
〇(1日につき) 2,500点 点数改変
 
3.がん患者に対する丁寧な説明の評価
がんの診断及び治療方針の説明を行う際に、当該患者に対して多面的に配慮した環境で丁寧な説明を行った場合の評価を新設する。
     がん患者カウンセリング料 500点 新規点数
 
【緩和ケア・がんに対するリハビリテーションの評価】
 
がんに対するリハビリテーションの評価
がん患者が手術・放射線治療・化学療法等の治療を受ける際、これらの治療によって合併症や機能障害を生じることが予想されるため、治療前あるいは治療後早期からリハビリテーションを行うことで機能低下を最小限に抑え、早期回復を図る取組を評価する。
     がん患者リハビリテーション料 200点(1単位につき) 新規点数
 
 
 
【肝炎治療の推進について】
 
1.肝炎インターフェロン治療計画料の新設
肝炎治療の専門医療機関において、インターフェロン治療の計画を策定し、副作用等を含めた詳細な説明を行った場合に算定する。
〇 肝炎インターフェロン治療計画料 700点(1人につき1回)新規点数
 
[算定要件]
肝炎治療の専門医療機関において、肝炎インターフェロン治療に関する治療計画を策定し、副作用等を含めて患者に詳細な説明を行った場合に算定する。
[施設基準]
(1) 専門的な知識を持つ医師による診断及び治療方針の決定が行われていること。
(2) インターフェロンなどの抗ウイルス療法を適切に実施できること。
(3) 肝がんの高危険群の同定と早期診断を適切に実施できること。
 
2.肝炎インターフェロン治療連携加算の新設
肝炎治療の専門医療機関の策定した治療計画に基づき、インターフェロン治療を行っている医療機関が計画策定病院に対して診療情報提供を行った場合の診療情報提供料の加算を新設する。
〇 肝炎インターフェロン治療連携加算 50点(月1回まで) 新規点数
 
[算定要件]
肝炎治療の専門医療機関において策定された治療計画に基づいて、インターフェロン治療を行い、副作用等を含めた治療状況について計画策定医療機関に対する情報提供を行った場合に算定する。
 
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