4月から新薬創出加算が導入され、研究開発型製薬企業にとってはアンメット・メディカルニーズ領域での新薬開発と未承認薬への対応が必須命題となった。製薬企業のMRは新薬の価値に見合った情報提供が求められ、一方の医師や薬剤師は新薬の価値を価格で評価することになる。
新薬創出加算は一定期間薬価を維持する制度と捉えられがちだが、決してそうではない。なぜならば新薬の価値を判断するのは実地医療を担う医師や薬剤師だからだ。Monthlyミクス4月号の特集「新薬創出加算 射抜かれる日本型ビジネスモデル」では、こうした新時代にMRは何をなすべきか、価値を高めるプロモーションとは何なのかを検証した。
本特集では、製薬企業49社から回答を得た10年度薬価改定影響率・上市予定品目の各社別一覧を一挙掲載しています。なかでも注目は各社別の上市予定品目です。新薬創出加算の対象となりそうな薬剤も数多く含まれています。本特集では、インクレチン参入で激戦区となることが予想される糖尿病や中枢領域などの市場分析を行いました。4月号は4月1日発売、是非この機会にご一読を。