第一三共 中山副社長が新社長に内定
公開日時 2010/05/12 13:35
第一三共は5月12日、中山讓治副社長執行役員が代表取締役社長兼CEOに昇格するトップ人事を内定したと発表した。現社長の庄田隆氏は代表取締役会長となる。現会長の森田清氏は相談役に退く。6月28日予定の株主総会の承認を経て、その後の取締役会で正式に決定する。同社は4月に第2期中期経営計画を発表しており、新経営体制の下で推進することにした。
中山新社長は、1950年5月11日生まれの60歳。76年3月に大阪大学基礎工学部大学院(生物工学科)修士課程修了後、79年3月ノースウエスタン大学大学院(MBA)修了、同年4月サントリー入社。02年12月に第一サントリーファーマ社長を経て、03年第一製薬取締役に。その後、同社経営企画部長、第一三共の欧米管理部長、同海外管理部長などを歴任し、10年4月に現職の副社長執行役員、日本カンパニープレジデントに就任した。