日本ジェネリック製薬協会（GE薬協）は２月１日、ジェネリック医薬品（GE）のシェア分析結果を発表した。GE使用促進策が実施された診療（調剤）報酬改定、薬価改定のあった10年度の第１・四半期（４－６月）は速報値として数量シェアは22.4％（金額シェア9.4％）だった。

速報値は、GE大手４社含む13社からなるGE薬協の理事・監事会社13社と一部IMSデータをもとに推計したもの。09年度集計（09年４月～10年三月）では数量シェア20.3％（金額シェア8.5％）と比べると、約２ポイント上がっているが、同協会は10年４月の診療（調剤）報酬改定の影響が出たと見ている。

09年度は08年度数量シェア17.6％（金額シェア6.8％）より伸びてはいるが、09年度集計では、よりデータ精度を上げるため、これまでの全会員社のデータに加え一部IMSデータも使用したことから「単純に比較できない」としている。

なお、数量は出荷数量、金額は薬価ベース。