下院は医療改革法撤回を議決
公開日時 2011/02/27 00:00
西村由美子メディカル・ジャーナリストAugustNetworks,Inc.(米国カリフォルニア州)代表ギフォード議員銃撃テロ事件の衝撃冷めやらぬなか通常業務に復帰した米国下院では、悲劇の影響で議論がトーンダウンしたと報道されながらも、医療改革法案撤回を議決。下院で多数派を占めた共和党は選挙公約である改革法廃止に向けての取り組みを開始した。しかし、民主党が多数を占める上院は撤回措置に応じる気配がなく、また世論は相変わらず改革法への賛否を二分したまま。関係者は「成り行きを見守る」かまえだ。米国下院、医療改革法撤回を議決1月19日(水)米国下院は医療改革法撤回を議決した。投票結果は撤回賛成245反対189で、下院で多数を占めた共和党が中間選挙での公約を履行したかたちだが、共和党議員242人に加えて...