EMA 各国のGMP査察官研修を実施
公開日時 2011/03/17 04:00
欧州医薬品庁(EMA)は、3月2-4日にEU各国ばかりでなくEU以外の17か国からも参加者を得て、GMP査察官の研修を実施した。EMAが4日に発表した。
同研修はEMAがたとえ査察官がどこにいても、また、患者がどこでリクルートされようとも、臨床試験の実施、監督が適正に行われることを保証するためにEU以外の当局とも連携を強化、GCP順守を促進させる目的。
研修に参加したのは、EU諸国以外では、日本、米国、スイス、シンガポール、中国、台湾、ブラジル、メキシコ、ロシア、サウジアラビアなど17か国。世界保健機関(WHO)代表も参加した。
この研修は、EMAがこのほど策定した、2015年までの業務改善策を示した「Road Map to 2015」でのGMP査察充実策の一環。