協和発酵キリン 血小板減少性紫斑病の新薬を発売
公開日時 2011/04/14 04:00
協和発酵キリンは4月13日、血小板数が減少する自己免疫疾患である慢性特発性血小板減少症の治療薬ロミプレート皮下注250μg調製用(ロミプロスチム遺伝子組換え)を発売したと発表した。オーファンドラッグである。

同剤は、血小板の産生を促す造血因子であるトロンボポエチン受容体に作用し、効果を発揮する。週1回皮下投与で、初回投与量は1μg/kgで最高10μg/kg。薬価は250μg6万7972円(1瓶)。
慢性特発性血小板減少症の治療薬としては経口剤のレボレード錠(グラクソ・スミスクライン)が12月に発売されているが、これは低分子薬品に対し、ロミプレートはたんぱく質製剤。