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厚労省 4医療用麻薬を30日処方可能に 来年度から 緩和医療で使いやすく

公開日時 2011/10/27 04:01

厚生労働省は10月26日、がんによる痛みを和らげるのに使う医療用麻薬の4剤について、現行の14日処方から、来年度に30日処方ができるようにすることを同日の中医協に提案し、大筋で了承された。 来年度から実施される。

医療用麻薬は、取り扱いに注意が必要として処方は原則14日に制限されている。今回30日処方が可能になるのは▽コデインリン酸塩(内用)▽ジヒドロコデインリン酸塩(内用)▽フェンタニルクエン酸塩の注射剤(注射)▽フェンタニルクエン酸塩の経皮吸収型製剤(外用)。

フェンタニルクエン酸塩の経皮吸収型製剤は、久光製薬と協和発酵キリンからフェントステープの商品名で10年6月に発売された新薬だが、同省は、薬価収載から1年以上たち、長期処方の需要が高まっているとして緩和対象にした。そのほかはすでにジェネリックも発売されており、既に使用経験も十分あるとして、長期処方は可能と判断した。

医療用麻薬については以前から医療現場からは、痛みの強い患者に2週間ごとの通院を求める不便さが指摘されており、処方制限を緩和し、医療用麻薬を使いやすくするよう求める声があった。08年度改定では、在宅での緩和医療を推進するためとして、モルヒネ塩酸塩(内用、外用)、モルヒネ硫酸塩(内用)、オキシコドン塩酸塩(内用)、フェンタニル(貼付剤、外用)について30日処方が可能になった。
 

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