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アルフレッサHD・第2四半期 医療用卸事業の営業利益率0.3%

公開日時 2011/11/07 04:00

アルフレッサホールディングス(HD)は11月4日、2012年3月期第2四半期(4~9月)決算を発表した。売上高は9.7%増収の1兆1463億0500万円と好調だったが、営業利益37億6800万円(前年同期比67.8%減)、経常利益82億6200万円(同47.6%減)、四半期純利益39億0200万円(同53.1%減)と、いずれも2桁の大幅減益となった。

増収は昨年10月に株式交換により丹平中田を完全子会社化したことも影響しており、丹平中田の10年3月期決算をベースにこの分を差し引くと実質的増収は6.7%程度になる。

セグメント別では医薬品卸売事業が売上高1兆1377億5700万円(同9.7%増)、営業利益33億2200万円(同70.5%減)。医薬品等製造事業が売上高128億1700万円(同8.1%増)、営業利益2億2100万円(同187.0%増)。医薬品卸売事業での減益が、同社全体の減益の原因となっており、同事業の営業利益率は0.3%まで低下した(前年同期1.08%)。

同社では「前連結会計年度における価格交渉の難航等に起因する販売価格低下の影響を考慮して、お得意様と慎重な価格交渉を行っている」としているものの、今2四半期の売上総利益率は6.2%と前年同期の7.3%よりも1%以上下落しており、現在も厳しい価格交渉による販売価格下落傾向が続いていると見られる。一方、販管比率は前年同期6.2%に対し、今第2四半期は5.9%と低下したものの、売上総利益率の低下により、今第2四半期の営業利益率は0.3%となった(前年同期1.12%)。
 

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