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12年3月度病院薬剤採用調査 キュビシン、フェソロデックス、プロイメンドがトップ

公開日時 2012/06/18 04:02

 ミクス編集部が行った2012年3月度病院薬剤採用調査によると、トップはMRSA感染症治療薬キュビシン(MSD)、乳がん治療薬フェソロデックス筋注250mg(アストラゼネカ)、 選択的ニューロキニン1(NK1)受容体拮抗型制吐剤プロイメンド点滴静注用150mg(小野薬品)の3剤となった。ただ、今回は、4月の薬価改定を控えていたことから、全体的に新薬の採用は低調となった。


このうちキュビシンは、2011年9月22日に新発売したメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症治療薬。1日1回、30分かけて静脈内に投与する。キュビシンは環状リポペプチド系抗生物質。グラム陽性菌の細胞膜に結合し、細胞機能不全を引き起こして細菌を死滅させるという新しい作用機序でMRSAに有効性を示す。


フェソロデックスは、2011年11月25日に新発売した閉経後の再発乳がん、もしくは進行乳がん治療として、すでに1種類以上の他の内分泌療法が実施された乳がんを適応とする薬剤。既存の内分泌療法剤とは異なる作用機序により、エストロゲン受容体に対するエストロゲンの結合阻害に加え、腫瘍内のエストロゲン受容体を減少(ダウンレギュレーション)させることでDNAの転写活性化を抑制し、腫瘍増殖を阻害します。この新しい作用機序は腫瘍の増大や転移を防ぐだけでなく、薬剤耐性を獲得しにくい可能性が期待されている。


プロイメンドは、制吐剤イメンドカプセルのプロドラッグ体であり、静脈内投与後、体内の脱リン酸化酵素により速やかにアプレピタントへ代謝される薬剤。2011年12月9日に発売を開始した。


◎医師の新規処方はネシーナ、ラピアクタがトップ


医師の新規処方ランキングでは、DPP-4阻害薬ネシーナ(武田薬品)とインフルイエンザ治療薬ラピアクタ(塩野義製薬)がトップに入った。いずれの薬剤ともに新規性と他剤に比べた有効性が評価されている。第2位には、V2-受容体拮抗剤 サムスカ錠(大塚製薬)とC型肝炎治療薬「テラビック錠(田辺三菱製薬)がランクされた。


調査はMonthlyミクスが毎年行っている新薬採用アンケートに回答頂いた病院薬剤部から80病院(国公立、自治体、準公的、民間など)に定点観測をお 願いし、毎月ごとの新薬採用・採用停止品目について集計した。臨床医についてはMCIとの協力により、内科系医師についてインターネットより回答を得た。 

 

病院薬剤採用調査の詳細はこちらから⇒

医師の新規処方ランキングはこちらから⇒

 

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