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【診療報酬改定:注目トピック25 最終回】人工腎臓の点数引き下げ

公開日時 2012/10/25 04:00

診療報酬改定で知っておくべきトピックを、ミクス増刊号「医師と話せる診療報酬改定」(3月25日発売)から定期的に紹介するこのコーナー。今回は、引き下げ傾向にある人工腎臓の包括点数の改定について解説する。

今回の改定では、腎性貧血の治療に用いられるエリスロポエチン製剤の価格が低下し、同効で低薬価のエポエチンベータペゴル(遺伝子組換え)(製品名:ミルセラ注シリンジ、中外製薬)等への置き換えも進んでいると判断し、各点数を引き下げることになった。

人工腎臓(1日につき)
慢性維持透析の場合
4時間未満の場合      従前2075点→改定後2040点
4時間以上5時間未満の場合 従前2235点→改定後2205点
5時間以上の場合      従前2370点→改定後2340点


前回の10年度改定では人工腎臓の際の透析液等の薬剤費は入院では出来高評価、入院外では包括評価としていた。しかし、全身状態が比較的安定している患者に対して行う慢性維持透析においては、入院と外来で同等の医療が提供されていると考えられるとして、包括点数を一本化したという経緯がある。

※このコーナーは今回で最終回となります。長い間のご愛読に感謝申し上げます。

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