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米国発 保健所からの電話

公開日時 2013/07/18 05:00

アメリカ西部は猛暑だ。そこかしこで自然発火の山火事がおき、アリゾナ州では消火に当たっていた消防レンジャー隊に焼死者がでた。筆者の住む北カリフォルニアでも最高気温が体温を超える日が続いている。


こういう時、アメリカではカウンティの保健所が住民にさまざまなアラートを出す。伝達方法は各家庭にある固定電話だ。家の電話が鳴り、受話器を取ると「こちらは保健所のドクターXXXです」と始まる録音メッセージ(合成音声ではなく、ドクター自身の声)が流れる。受け手が受話器をあげて応答すると自動的に録音メッセージが流れるという、最近アメリカで急速に普及しているダイヤルサービスを利用したアウトリーチ政策だ。録音テープの一斉配信なので行政は時間もコストもセーブできる。しかも、電話の短いメッセージであるから、必要な時にすぐ録音して、すぐに配信できる。


ほとんどの人が携帯電話だけで暮らすようになった現在、固定電話の使用者は高齢者世帯にかたよっている。また日中に電話に応答するのも高齢者が多い。また固定電話は身障者のいる家庭や生活保護世帯などにもライフラインとして行政支給で引かれているから、固定電話によるアラートは、高齢者を含む、いわゆる弱者にアプローチするのに適した方法である。


さて、筆者が今日受け取ったアラートは熱中症に関するもの。「向こう数日は猛暑が予想されます。不必要な外出は避け、涼しい室内で映画でも見て過ごしてください。喉が渇いた感じがしなくても定期的に水分をとって下さい。アルコール飲料の摂取は控え,保健飲料や水を飲むようにしましょう。外に出るときは日差しを避け、日陰を移動してください。日焼け止めクリーム、帽子、サングラスを忘れないように。自宅にエアコンがある人はエアコンをつけて室温を下げましょう。万一停電したら、すぐに電気会社に連絡するように。電気会社の緊急通報の電話番号は1-800-XXXXXです。日没後に涼しくなったら、窓やドアを開けて外気を入れ、部屋を涼しくして寝みましょう。」と実に細やかであった。もちろんはっきりと語りかける口調である。このほか「外で働く人は1時間に500CC以上の水分意識的に補給するように」とか、「ペットも外に出さないでください。室内か、できるだけ涼しい日陰において、十分に水を飲ませて下さい」などの注意もあった。


 

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