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アールテック・ウエノ 網膜色素変性治療薬のフェーズ3症例登録完了

公開日時 2013/10/22 03:52

アールテック・ウエノは10月21日、希少疾患で適切な治療薬がまだない網膜色素変性に対する治療薬として開発しているウノプロストン点眼液(開発コード:「UF-021」)のフェーズ3の症例登録が完了したと発表した。フェーズ2では109例を評価したところ、悪化する症例がプラセボ群に比べ統計学的に有意に少ないことが確認されており、フェーズ3では被験者を180例に増やし有効性と安全性を検証する。2014年度内には試験を終え、承認申請を行うとしている。

3月から全国の医療機関38施設、180例を目標に登録を進めてきた。視野が狭くなり視力などの視機能が低下した患者を対象に、プラセボ対照の無作為化二重遮蔽比較試験を行う。点眼液を1回2滴(5分間隔)、1日朝夕2回を52週間にわたり点眼する。

網膜色素変性は遺伝性の疾患で、有病率は約5000人に1人。進行すると薄暗いところでものが見えにくくなるなどの進行性の夜盲や視野狭窄、視力低下をきたし、末期には高度の視力低下あるいは失明に至ることもある。厚労省研究班の報告では視覚障害原因の3位で、60歳以下では視覚障害原因の1位だという。厚労省の特定疾患に指定され、医療費の公費助成対象となっている。

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