パナソニックヘルスケア 愛媛県東温市と健康増進で連携協定
公開日時 2018/02/28 03:50
パナソニックヘルスケアホールディングス(HD)はこのほど、子会社で医療機器を扱うパナソニックヘルスケアと愛媛県東温市が、地域の健康増進などを目的とした「地域協働事業に関する連携協定」を締結したと発表した。
同社は、今回のような自治体との連携協定は初めて。東温市は、同社の血糖値測定センサーの工場があり、「健康日本一のまちづくり実現」を目標に健康増進と地域産業振興を目的とした取り組みを行っている。同社の「ヘルスケアIT」製品の活用により支援できると判断。具体的な取り組みは今後検討するが、保険者や企業向けのデータヘルス支援システムなどを活用して、効果的な保健事業にしていくことも想定している。
同社は2月23日の発表で「健康・福祉・医療分野を中心とした多方面にわたる地域協働事業を行うことで、地域経済の活性化と住民サービスの向上を目的とするもの」と説明。ここで地域貢献を果たすモデルを創出し、他の自治体への拡大も検討する。