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大日本住友製薬とKDDI 薬剤の分子構造や臓器を3D映像化 仮想空間技術(XR)をMR活動に応用へ

公開日時 2020/09/23 04:52
大日本住友製薬とKDDIは9月18日、仮想空間技術(XR:Extended Reality 仮想空間技術の総称)を活用した医療関係者向けの情報提供活動を開始すると発表した。医薬品の詳細情報や臓器・細胞・医薬品分⼦構造などの3D映像をスマートグラス「NrealLight」を通じて体感できる。同技術の本格的業務活用は日本初。オンライン説明会や講演会への応用を想定しており、2020年度中にMRと医療従事者の新たなコミュニケーション手法として試験的に実施する。

同社は2019年12月に新設したマーテック戦略推進室(横田京一室長)を中心に、デジタル技術を用いたMRと医療従事者の新たなコミュニケーションの構築に注力している。その先駆けとして6月に発売した非定型抗精神病薬ラツーダについて、オンライン会議システムを用いた「iMR」(リモート専任MR)による予約面談と、新規オリジナルキャラクター「vMR」(バーチャルMR)による動画コンテンツの配信をそれぞれ開始したところだ。

◎スマートグラス「NrealLight」を用いてラツーダの説明会を実施

ラツーダについては⼀部の講演会において、発売までのストーリー映像や分⼦構造体等の3D映像をスマートグラス「NrealLight」を⽤いて参加者に紹介する試みも行った。「NrealLight」は中国のエンリアル社(nreal)が開発した。KDDIが⽇本市場におけるスマートグラス製品の共同企画・開発および国内展開のサポートなどで戦略的パートナーシップを締結している。重量は88gと軽量でかけやすく、内蔵カメラで空間を認識できる。6DoF(Six Degrees of Freedom 3次元空間で上下・左右・前後の動きに対応)でトラッキング可能なため、臓器や分子構造などのデジタルコンテンツを現実空間のように仮想配置することができる。

◎3D映像コンテンツを制作 オンライン説明会・講演会に利用

「NrealLight」の今後の取り組みについて大日本住友製薬とKDDIは、①スマートグラスで活⽤可能な医薬品などの解説コンテンツの制作、②オンライン説明会・講演会などのバーチャルコミュニケーションスペースの構築-に注力する。コンテンツとしては、医薬品の詳細情報や、臓器・細胞・医薬品分⼦構造などの3D映像を想定している。

一方、オンライン説明会や講演会については、参加者の居場所や地理的な制限を受けることなく、柔軟な参加や閲覧を可能とし、さまざまなVRデバイス対応のバーチャル空間を活⽤したコミュニケーションの場を構築する。こうした取り組みを通じ、MRと医療従事者の新たなコミュニケーション基盤の構築を進めたい考えだ。


 
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