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BMS・バルラン社長 CML患者向け「LINE」公式アカウント開設 医師と患者のコミュニケーション支援

公開日時 2020/12/22 04:52
ブリストル マイヤーズ スクイブのジャン=クリストフ・バルラン代表取締役社長は本誌のインタビューに応じ、コミュニケーションアプリ「LINE」を使った慢性骨髄性白血病(CML)の患者向け公式アカウントを開設したことを明らかにした。同社の抗悪性腫瘍剤・スプリセル(ダサチニブ水和物)の服用患者を対象に、通院や服薬管理、医師とのコミュニケーションをより円滑化することを目的とする。バルラン社長は、「医師にとっても治療を継続する上で非常に重要なツールとなる。これにより治療のアウトカムも改善する」と述べ、期待感を表明した。

◎LINE活用の公式アカウントはこれで2つめ 「心のこもったイノベーション」実現へ

同社は今年8月にLINEを活用した医師向けの公式アカウントを開設した。今回のCML患者向けLINE公式アカウントはこれに続くもの。12月18日から運用を開始した。バルラン社長は、同社のデジタル化推進のキーワードとして「心のこもったイノベーション」をモットーに掲げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)にも適用していることを明かしてくれた。

◎LINEによる医師・患者間コミュニケーションで「アウトカムの最適化」も期待

LINEによる患者向け公式アカウントの機能には、①通院や服薬状況の一元管理、②服薬コンプライアンスの向上、③デジタル服薬管理手帳-などを備えた。バルラン社長は、「LINEは非常に便利なツールだ。アラートメッセージが出せるため、服薬コンプライアンスが向上する。慢性疾患に苦しむ患者にとって、これは重要な機能である」と強調した。また、LINEというコミュニケーションツールを活用することで、「患者と医師の間でやりとりされる情報の中味や影響力にもプラスの効果が発揮される」とも述べた。さらに、こうした取り組みを推進することで、「治療のアウトカムも改善する。患者には広範な知識を持ってもらうこともできる」と述べ、「チームとして取り組むことで、治療を継続させ、アウトカムを最適化することにつながると考えている」とし、患者中心の医療実現にBMSとして貢献する意義を強調した。

◎デジタルを通じたイノベーションは非常に重要

バルラン社長はBMSのデジタル戦略に触れ、「我々はコア製品を通じ、サイエンスの分野でイノベーションを起こそうとしている。同様にバリューチェーンの他の部分に対しても革新的なものを提供しなくてはならない。デジタルを通じたイノベーションというものは非常に重要な一部となっている」と強調した。

◎DXアイデアコンテスト開催 トップ10選出し、プロトタイプの制作が進行中

日本ではDXアイデアコンテストを社内で開催した。バルラン社長は、「10月には120以上のアイデアを集めることができた」と説明。その中からトップ10を選出し、現在プロトタイプの制作が進行中であることを明かしてくれた。高齢患者のインフォームド・コンセントにリモートで参加するシステムや、市販後調査副作用検索ツールなどが俎上にあるという。「BMSの真髄である“患者中心”の考え方のもと、全員でこれに取り組むことができるすばらしいプロジェクトだ」と強調。旧BMSと旧セルジーンの統合作業に注力しているとしながら、「新生BMSのチームビルディングにとってもプラスに働いている」と語ってくれた。


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