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Meiji Seikaファルマ BlueDot社のAIによる感染症分析レポート 医療関係者向けに提供開始

公開日時 2021/12/08 04:49
Meiji Seikaファルマは12月7日、カナダのBlueDot社が提供する人工知能(AI)を用いた国内外の感染症に関する分析レポートについて、日本の医療関係者向けに提供を開始したと発表した。国内製薬企業がBlueDot社と契約するのは初めて。Meiji Seikaは、「感染症の発生と拡大に関する信頼性の高い情報をタイムリーに提供することで、感染症のリスクから人々を守ることに挑み続ける」としている。

BlueDot社は、新型コロナのパンデミックに関し、中国での「未知の呼吸器症候群」の出現を感染初期の2019年12月31日に警告した。また、最初に感染拡大の影響を受けた世界10都市のうち8都市を予測した新型コロナに関する世界初の査読付き論文を発表した実績もある。カナダ政府やASEANなどがBlueDot社のサービスを利用しており、同社は世界的に注目されている。

BlueDot社は13年に創業。AIを利用した独自の感染症モニタリングシステムで世界中の感染症疫学情報を収集・分析し、世界の感染症リスクの検知、リスクの評価、適切な対応の支援などの「感染症モニタリングプラットフォーム」を構築している。同プラットフォームは、人間の知見とAIを組み合わせて、150以上の感染症と症候群を65種類の言語で追跡し、世界的な広がりと影響を予測する。

Meiji Seikaは今年9月に、BlueDot社と同プラットフォームを利用する契約を締結した。そして、Meiji Seikaがこのほど、医療関係者向けに展開している会員制サイト「Meiji Medical Net」上で分析レポート「FocusReports」として提供を始めた。FocusReportsは英語(原文)と日本語要約版で公開する。直近では、新型コロナのワクチン開発状況と接種率、変異株の拡大情報などの解析結果をアップしている。
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