コロナ禍の2年間で医師のデジタルマインドは醸成された
公開日時 2022/02/01 00:00
編集長沼田佳之ミクス編集部が医師700人に行った医師調査から、コロナ禍を2年経過した医師の医薬品情報へのアクセスの現状と課題が浮かび上がった。開業医と勤務医の回答に差があることも特徴の一つだが、多くの医師がコロナ感染を回避する目的で、医薬品情報へのアクセスにデジタルチャネルを活用していることは、もはや揺るぎないものとなったと言える。同時に、コロナ以前のような、MRによるPush型一辺倒の情報提供活動より、デジタルチャネルを最初の情報発信ツールに位置づけ、Pull型のMR活動でフォローアップする方向に転換することも一考ではないかと感じた。医師700人の調査結果を詳細に分析するなかで、興味深い結果を見ることができた。コロナ禍における医師の情報収集方法として、「MRとの面談を行わず、企業のWeb講...