編集長沼田佳之ＭＲ活動に営業車は欠かせない。朝は医薬品卸のデポに直行、昼間は担当先の基幹病院やクリニック、薬局を効率よく訪問する“相棒”として切っても切れない関係にある。ところが近年は、在宅勤務が増え、１日あたりの医師とのリアル面会の回数も減り、逆に外勤の場合は営業車内で過ごす時間が増えてきた。オンライン面談を営業車内から行うＭＲも大勢いる。編集部が行った今回のＭＲ調査から、こんな実態を垣間見た。各社が営業拠点の見直しに踏み切る中で、むしろ多くの時間を費やす営業車のオフィス化や高機能化を進めることは、コロナ禍のＭＲ活動の生産性向上に寄与するのではないだろうか。新型コロナ禍のＭＲ活動で「働く時間（滞在時間）が増えた場所」について回答を求めたところ、「営業車の中」との回答...