合同会社Kiku塾代表菊岡正芳第33回では、アポイント面談をより充実したものにするため、一方通行になりがちな情報活動を双方向の対話につなげるやり方を紹介した。双方向の対話になると次回の継続アポイントが取れる確率が高まる。継続アポイントをさらに確実にするためには、医師との対話内容を受けてＭＲから医師へ、あるいはＭＲが自分自身に宿題質問を出す。宿題質問が継続面談の近道になる。今回は宿題質問を考える。面談満足度と次回面談確約のジレンマコロナ禍で医師との面談回数が大幅に減少し、１回の面談が貴重なものとなっている。この面談で、医師からの期待に応え、医師の知りたい内容を的確に紹介し、疑問点を解消し、感謝される面談にしたいと誰もが思う。１回の面談で期待に十分応えたいと思う反面、次のアポイント面談を取れるネ...